矯正歯科治療とは、悪い位置にある歯をあごの骨のなかで少しずつ動かしたり、あごを良い方向
に動かしたりして、 正しいきれいな歯並びや噛み合わせを作る治療です。

しかし、ただ単に 「歯並びをきれいにする事」が 矯正歯科治療の 目的ではありません。
歯並びは、噛みあわせ(食物を噛み切、砕き、消化を助ける等)と審美(対人関係、発音、コンプレックス等)
に大きく影響します。 つまり、歯の正常な咀嚼機能を取り戻し健全な身体と心をつくる為の治療が、
矯正歯科治療なのです。

■矯正歯科で歯並びの問題と体の健康
歯並びがよくないと歯に歯垢がたまりやすくなり、また歯ブラシも届きにくくなります。
歯垢は虫歯や歯周病の原因となります

■ただしい発音ができない
奥歯を噛みしめてたときに前が開いてしまう「開咬」は、「サシスセソ」など摩擦音を出しにくくなり、
英語などの場合は大きな 障害になりやすくなります

■咀嚼に障害がおきやすい
食べ物をうまく噛み砕くことが出来ないので栄養摂取の効率が悪くなり、胃腸をこわすことにもなります

■顎の病気を起こしやすい(顎関節症)
口が開きにくかったり顎の関節で音がする、口を開けた時に顎の関節の周りが痛むなどの障害の
原因になります。

■顎の成長がうまくいかない
顎の成長に問題が出る(成長が進まなかったり、進みすぎたり)  まれに顔つきにも異常が出てしまいます

■コンプレックスになりやすい
大きな口を開けて笑うことや話すことに引け目を感じてしまい暗くなりがちです。

 


矯正の流れ

1、初診             歯並びなど矯正治療について気になるところをご相談ください
2、精密検査          レントゲン写真を撮り歯型取り
3、診療             治療方法、装置、期間、費用の説明レントゲン写真などを
                  分析しながら治療計画の説明をいたします。
4、治療開始          場合によっては抜歯なども行いながら装置を装着します
5、治療終了          治した噛み合わせを維持するために、保定装置を使用します


歯科矯正中の生活のしかた

矯正治療には長い時間がかかります。 
その間に虫歯になってはもったいない話です。
ブラケットや針金の装置の場合は食べカスや歯垢がたまりやすくなっているのでいつもより丁寧に
磨いてください。
食事のさいは硬いものをかじるときは注意しましょう 硬めのものは
小さくして食べるとよいでしょう。
餅や粘っこい食べ物や繊維の多い野菜類は装置に くっつきやすいので気をつけましょう。


 

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